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2011-10-16

Windowsでperl6.exe(2011.09版)をビルドする はてなブックマーク -  Windowsでperl6.exe(2011.09版)をビルドする - Perl Tech

Windowsでrakudo 2011.09版のビルドに成功したので、その方法を解説します。perl6を実際に触ってみたい方はぜひどうぞ。(しかし、触る以前に情報が少なすぎるから困る)

用意するもの

perlgccの実行ファイルの場所を環境変数PATHに通しておくこと。

Parrotのビルド

Parrotの圧縮ファイルを展開し、その中のConfigure.plを以下のように実行する。これでC:\parrot\binにparrot.exe等の実行ファイルがインストールされる。

parrot>perl Configure.pl --optimize --prefix="C:/parrot"
parrot>mingw32-make
parrot>mingw32-make install

NQPのビルド

NQPはそのままではエラーが出てビルドできない。まず、NQPの圧縮ファイルを展開したらtools/lib/NQP/Configure.pmのコードを以下のように修正する。

if ($^O eq 'MSWin32') {
    # $text =~ s{/}{\\}g; ここをコメントアウトする

さらにVERSIONというファイルの中身が"2011.05"になっているので、"2011.09-8-ge3d5c8"に変更する。そうしないとrakudoのバージョンチェックに引っかかるので。

そして以下のように実行

nqp>perl Configure.pl --with-parrot="C:/parrot/bin/parrot.exe"

ここでMakefileが出来るが、このMekefileの中身を以下のように修正する。

# PERL          = C:\strawberry\perl\bin\perl.exe
PERL          = C:/strawberry/perl/bin/perl.exe \を/に変更するだけ

そのままビルドするとlibparrot.dllが見つからずエラーになるので、nqpのフォルダにビルドしたlibparrot.dllをコピーしておく。

そしてmake installするとC:\parrot\binにnqp.exeがインストールされる。

nqp>mingw32-make
nqp>mingw32-make install

Rakudoのビルド

rakudoの圧縮ファイルを展開し、libparrot.dllをrakudoのフォルダにコピーしておく。そして以下のように実行すればC:\parrot\binにperl6.exeがインストールされる。あとはC:\parrot\binを環境変数PATHに追加すれば完了。

rakudo>perl Configure.pl --with-nqp="C:/parrot/bin/nqp.exe"
rakudo>mingw32-make
rakudo>mingw32-make install